www.sforsweep.net

プリンターが唐突にコントロール不能になってしまった。エラーサインの点滅がどうにも止まらない。リンダもわたしも困ったのだが、これぐらいでは動揺しない。無表情で淡々とオフィシャルHPのヘルプを探す。あった。「クリーニングせよ」とな。言われるがままに綿棒と不織布を使い掃除すること数十分。再度電源を入れ再起動。また同じエラーサイン。しかしこれぐらいでも動揺しない。無表情で某匿名掲示板のスレを探す。似たような症状を書いている人はいないだろうか。あった。いくつか答えが並ぶも、質問者は「それでも改善しない」と書き込んでいる。しばらくして、「サポセンに逝ってきまつ」と書かれた後、その質問者は消えていた。

これぐらいでは動揺しない。しかし、この忙しい月曜日にマシン・トラブルほどイラつくことはない。悪評高きサポセンに電話する。ナビダイヤルだ。ここはチケットぴあですか。
「ありがとうございます。サポートセンターの○○です」
「御社のプリンターを使っております者ですが」症状を説明する。
「左様ですか。別の担当の者がお話しますので折り返し電話させていただきます」
「いつお電話いただけるのでしょうか」
「本日中には」
「本日中と言われても一日プリンターの前で待ってもいられないのですが」

本日中、ずっとよいこで待っているユーザーはいるのだろうか。”プリンターをMACとおつなぎのお客さま”枠の担当は少数なのだろう、と温和で温厚なわたくしは納得することにした。しょうがないので、他の仕事を済ませながら待つこと30分。電話が鳴る。

「お電話いただきました、サポートセンターの、■■です」
え。予想外。絶対SEチックな男の人からの電話だと思っていたのに、どう聞いてもスクリプト丸読みの、不必要に文節を区切って話す女子学生バイトのようだ。
「それでは、えー、こちらのいう通りに、あのーテスト出力を」
こんなことで動揺はしない。ただ、「今日はどうにもなんねぇな」という諦めが頭に浮かぶ。
外資系プリンターなのでモニターに英語の表示が出てくるのをこちらがツラツラ読み上げても、「えー」「あー」と反応が鈍い。スクリプトにカタカナで読みがなをつけていないのだろうか。テスト出力後、「お待ちください」と保留音で待たされた後、「インクの不良が考えられます。インクをこちらに送ってください。インクに異常がなければ本体の異常ですので、その時は連絡をします」と棒読みで返事される。そんなモン、テスト出力するまでもなく、こっちはわかってるからどーすりゃ直るのかって電話してるってーの!プリント・アウト出来ないトラブルで、本体かインク以外の原因があるとしたら超能力で邪魔をしてるとしか考えられない。

「それではどうぞよろしくお願いします」と電話を切ろうとするので、
「あのね、これ、プリンター以外の他機能もあるんだけど、それは一切使えないの?」
「お待ちください」しばし電話に保留音。
「すみませんが使えません」
あ、そ。

「んじゃね、インクだけの異常なら、代替インクを入れたら直る可能性もあるってことよね?」
「お待ちください」しばし電話に保留音。
「その可能性もあります」

「御社の返事を待ってられないので、代替インクで一度試してみますから」
「お待ちください」しばし電話に保留音。
「その際は領収書をお送りいただければインクの代金をお払いします」

「え?じゃあ、その領収書は御社名でもらっておくの?」
「お待ちください」しばし電話に保留音。
「レシートで結構です」

保留音の奥にいる人間と喋らせてくれれば2分で片付く話である。何回待たせるっちゅーねん。

「じゃぁ御社に送りますから」と言ってこちらが電話を切る際にも、通常なら「ご不便おかけします」程度の一言はあってもしかるべしなのに、それも無く、明らかに不機嫌な口調で自分の名前をマニュアル通りに名乗る担当者。噂通りのロクでも無いサポセンである。時間の無駄なのでさっさと電話切断。

しょうがないなー、しばらくは別のプリンターを使うかぁ、と諦めて別作業に入ったところ、電話が鳴る。
「あの、さきほどのお電話の、サポートセンターの、■■です」

直らないサポセンにこっちは用はないんだけど。

「あの、聞き忘れておりましたが、インクの番号を」
ちゃんと純正使ってるって。詰め替えもしてないよ。

「あの、保証期間は」
温厚で温和で寛容な仏の心を持ったわたくしでもいい加減、声が1オクターブ下ってくる。
あのさ、ユーザーに不機嫌な声で逆ギレ応対する前に、最低限マニュアル通りの仕事も出来ないのか。そんなこと最初に聞くように、ってマニュアルにも書いてるでしょ。だんだん呆れる。

「保証期間?そんなのどこに書いてるの?」
イラついたので、ちょっとボケてみるテスト。
「え、あのー・・・あ、ちょっと」

保留にするな保留に!・・・ボケたわたしが悪うございました。
まったくもって相手にするのが時間の無駄である。
ちゃんとお答えし、電話を切る。

以上、小一時間の消耗戦で無駄な疲労はまさしく徒労。
かわいいまさみちゃんのプリンターに買い替えようと思った今日の闘争総括。
[ 2006-10-30 (Mon) ]  
   Category:from S+FOR+SWEEP
今日も元気に休憩時間にグリコ・マイルド・カフェオーレ500mmを買いに出掛ける。
すると目の前に新聞売りのお嬢さんが「ヘラルド・トリビュ〜ン〜」と新聞を売り歩いているのを見つけて追っ掛ける。お嬢さ〜ん待って〜っ!ヘラルド・トリビューン、くださいな。

jseberg.jpg

「お嬢さん、そんなにかわいいのにどうして新聞売りのバイトなんかしているの?」
「ペットのブラック・パンサーのエサ代稼ぎなんです」
「そりゃしょうがないねぇ。勝手にしやがれ」

薄曇りの空の下、カフェオーレと厚切りバームというカカ&インザーギのようなセットを食べながらベンチに座り、お嬢さんから買ったヘラルド・トリビューンを読む。その中には”コーランを手に大西洋横断”という面白い記事。ヘラルド・トリビューンの女性記者(ドイツ人)がモスリムの婦人を装い、ワシントンからパリまで飛行機に乗ってみた体験記である。なんでもこの記者は、シカゴに住むイスラムの青年たちに911以後彼らにとって何が変わったかをインタビューした際、青年のひとりにお土産でコーランをもらうのだが、シカゴの飛行場で荷物を検査された時、スーツケースからそのコーランがぽろっと落ちたそうだ。すると係の顔が真っ青になり、その記者は徹底的に調べられたらしい。ついさっき、彼女が取材したイスラムの青年たちが話してくれたことと同じ経験を、彼女は空港で追体験することになったというワケ。「モスリムが飛行機に乗るというのは、黒人が真夜中ドライブしているようなものなのさ」それがきっかけで、この取材を敢行したらしい。

イスラムの学者に、不信者がイスラムの服装をしても侮辱にはならないということを確認後、この記者は真黒な衣装、真黒なベールを被り、すっかりモスリム婦人になってダラス国際空港へ向かう。手にはもちろんコーランを持って。

エアフランスの係は中東系の男性、彼女の服装をまじまじとみつめ、コーランに目を留めて「あなたのフライトはコーランに誓ってAF039便ですね」と軽口を叩く。記者は「そうです、コーランに誓って」と切り返す。

チェックインはとどこおりなく進む。警備の女性係官が蛇行する列にむかって、ドリンクは持ち込めませんよと告げていた。記者のところへきて「飲み物は持っていないですよね、ラマダンですものね」と言う。空港職員は断食期も知っているらしい。そういえばアメリカの空港で、サッカー・フランス代表のユニフォームを来ているのに別の国のパスポートを持っていた人間を「偽造パスポートでの入国ではないか」とチェックし見事偽造発覚、逮捕に至ったというニュースを読んだことがある。「別の国の代表ユニフォームを着ているのでおかしいと思った」と空港職員は語っていたのだが、わたしはしばしば街中でイングランドやイタリアの代表ユニフォームを着た日本人を見かけるのだが。

列にいた男性が記者のドイツのパスポートを見て「トルコ人かい」と聞いてくる。「ドイツ人です」と答えると「トルコ系だな」と聞き直してくる。ベールを被っているドイツ人は見たことが無い人だったようだ。ドイツには1960年代から70年代にかけてトルコから"guest workers"という名目で多くのトルコ人が移住してきている。そう言われれば、今もサッカーのブンデス・リーガにはトルコ人の選手が少なくない。どうも最近はサッカーを通じて異文化を見聞きしている自分に気付く。

そばにいた黒人が記者に言葉をかけてくる。「友達に何人かモスリムがいるけどね、黒人だとモスリムだとは思われないんだ、おかしいよな」と彼はさらに続ける。「黒人が隣の席だとみんなアラブ人より安心するみたいだよ」黒人とはそういう”安心されない扱い”を日常的に受けているという印象的なエピソード。

エックス線検査を無事に過ぎたところで記者は声をかけられる。
「そこの女性の方。列の外へ出てください。ちょっと身体検査をします」
「なんでわたしなの?」
「無差別に選ばれただけです」と、顎をしゃくった先には白人、黒人、ラテン系が検査されていた。シカゴのイスラムの導師が「10回飛行機に乗って10回サーチをやられたら無差別だと思うかね」と言っていたことが、いきなり我が身におこるわけである。

ドゴール空港へ朝の6時半に到着、みんな疲れきっている。入国審査の列でアラブの男性が手間取った。そのうちに数個の窓口が空き、記者の後ろにいたカップルが「あっちに移ろう、この列にいたらいつまでたっても出られないよ」と記者を横目で見ながら移って行く。だが実際は、オフィサーは記者をちらっと眺めただけで通してくれるのである。だって彼女はドイツ人なんだもの。

ダラス空港ではタクシーの運転手はパキスタンかインド人、パリではアルジェリア系のフランス人たち。運転手は「いつかモスリムとかクリスチャンとかユダヤとか区別が無くなるといいよなあ」と言って「Inshallah アラーの思し召しならば」と付け加えたそうな。

欧米はイスラムを理解せず、イスラムも欧米ががわからない。お互いにとらえどころのない相手が、テロリズムという増幅装置により怯えあう存在と化す。その交錯の場の一例が飛行場や旅行先での出来事である、というのが垣間見える記事です。さらに欧米の中でも移民など、人種、文化の交錯が激しい昨今。
仕事上、白人、黒人、黄色人種と様々な国、人種の人と出会うことがありますが、接触している短い時間の間にお互いの文化を理解しあうのは難しい作業であり、さらに一歩進んで他文化社会に入っての仕事をするのも、疲れる作業であります。話の進め方ひとつとっても大違いでストレッサー。でもやめようとは思わないのはなぜなんでしょうね。

本編記事にはもっとさまざまな面白いエピソードがあります。
詳しく読みたい人はここへどうぞ。

あ、そろそろ休憩時間も終わりだ。仕事に戻らなきゃ。

[ 2006-10-29 (Sun) ]  
   Category:from S+FOR+SWEEP
今日、街中で足場を組んでトンテンカンテン何かを組み立てているかと思えばクリスマス・ツリー!もう見ただけで眩暈どころか吐血に下血で昭和の終焉プレイバック・パート2。年月経つのが早すぎるってーの。
しかし、ここにもう一人、吐血に下血の人あり。
なーんと、本日、東京はageHaにやってくる予定のLUKE SLATERが来日3日前にドタキャン、意気揚々と行く気満々でいたのにどうしてくれよう、の、瀕死状態約一名。帰ってきたらBLOGにLUKE SLATER追っかけ記がアップされたでしょうに。欠席理由はVISA取得問題発生のため、ってねぇ。ふ〜ん。
おそらく今後一ヶ月くらいは引き籠って家でワラ人形でも作ってageHaの担当者を思い浮かべながらトンテンカンテン五寸釘でも打ち付けているのではないでしょうか。娑婆で見かけたらなぐさめてやってくださいね。決して「LUKE、いきなりバンド始めるんだって?もう曲が作れないからなんじゃないの?」などと言っていじめないようにしてください。しかしLUKE SLATER見たさに大阪から東京へ行く人間が何人もいる(いるのか?)と思うと、昨日の日本シリーズしかり、ファンという存在はありがたいものだとしみじみ。LUKEが来なけりゃ自分から行けばいいんだから泣くな。

そんなところにゲットー・ネットワーク・アメリカ支部から「ツレがそっちに行くからアドレス教えておいた」と入電。教えられてもここはJTBじゃないんですが。
早速その”ツレ”から入電。「はじめまして、アムスからです」てっきり超ワル・ゲットーな黒人かと思いきや、オランダ人のツレですか!?
「よかったら大阪か東京で飲みませんか?仕事があるでしょうから昼にお茶でもいいですね」ここはお友達募集、出会い系サイトでもないんですけど。もちろん、あなたがガットゥーゾ(妻帯者上等)とか、インザーギ(兄a.k.a.独身貴族万歳)というのであれば、即座に出会い系サイトにします変えますチャットします。

友達の友達みたいなものですから、大阪ではおもてなしの心でもてなそうかと思っておりますが、広そうで意外と狭い海外DJネット・ワークの観光駆け込み寺とかハローワーク、もしくはいのちの電話相談員になるのは避けたいところです。身体がもちませぇーんっ!

鯨は食べずとも、焼鳥や鶏の唐揚げと別れる日が来るとは思えない罪深いわたしを救いたまえ。田舎の農家などで、にわとりを”しめる”のを見ると、鶏肉が食べられなくなるそうですが、見たことないし、見る気もなし。血まみれカーネル・サンダース人形を平気で作る神経で、殺されるにわとりが可哀相と言うアメリカ人の病理。こういう運動を奇妙なまでに誇らしげな顔をしてやってるのはなぜか白人ばかりに思うのは気のせいか。

kfctortureschicken.jpg

[ 2006-10-27 (Fri) ]  
   Category:from S+FOR+SWEEP
もうね、朝から泣きましたよ。見ました、この記事?

『ラウル「レアルをやめたい」 サッカー・スペインリーグ』(共同)
サッカーのスペイン1部リーグ、レアル・マドリードのカルデロン会長は24日のスペイン通信のインタビューに対し、調子を落としていた主将のFWラウルに「チームをやめたい」と告げられたことを明らかにした。
ラウルは14日のヘタフェ戦の敗戦を受け、同会長に「この調子が続くならクラブを離れ、クラブの経済的負担を軽くしたい」と話したという。ラウルはその後、欧州チャンピオンズリーグで得点するなど、復調しつつある。

ラウルの一言、「クラブの経済的負担を軽くしたい」だなんて(号泣)。どこまでスペイン/レアルを背負っているんだ、ラウ〜ルっ!スペインのことを沈没艦隊なんて悪口言ってごめんなさい。今のスペイン・チーム、いいカンジですよね、うん。こういうラウルのコメントを聞くと、プライドの高いトップ・アスリートへの見えざるプレッシャーの強さをしみじみ感じます。誰かスペインの至宝・ラウルを楽にさせてやってくれー!
ま、レアルの勝ち負けは個人的にはどうでもいいんですが。

そういえば弊店から徒歩圏内にスポーツ・バーがあるとの情報を得て、早速調査開始。
で、調査結果はあることはあるんですけどね・・・店内での試合放送スケジュールを見ると、よりにもよってマンUとローマがメインで、どう転んでも性格の不一致確定。行ってもこれでは店内暴力、フーリガンになるだけなので、行かなくてもよさそうです。

と、朝からさめざめ泣いてしまったところで、そういえば昨日、DEATH NOTEをもらったことを思い出しました。

reptile1.jpg

ピカピカカバーの中に隠されたDEATH NOTEにさて、何を書こうかと思ったのですが、やはり自分は浦見魔太郎や黒井ミサで育ったチャンピオン世代なので、DEATH NOTEは違うだろう、常識的に、と思い直し、内部のノートを取り外せばブック・カバーにも使えると聞いていたので、今読んでいる本に使えるかも〜と早速装着。あー、これいいですね、電車での持ち運びも快適。これからは書店で「カバー要らない」といってエコなロハスにTUNE IN TURN ON!
ちなみに今読んでいる本の表紙。

reptile3.jpg

アメリカ人ジャーナリストの本で、翻訳は山形浩生さん。訳者は簡単に説明すると欧米裏文化における戸田奈津子みたいな人です。ペヨトル工房の本を持ってる人は英語圏の訳はほとんどこの人じゃないでしょうか。
本の目次もついでに記念撮影しておきます。見えにくいからって画像をクリックなどくれぐれもしないように。

reptile2.jpg

[ 2006-10-25 (Wed) ]  
   Category:from S+FOR+SWEEP
来月リリース予定DVDのインフォメーションに書かれたタイトルを見て、思わず笑う。

laibach.jpg

元ネタはこの本だったようなのですが。

dsoa.jpg

あれこれクラブ・ミュージックのトラックのリリースは増えても、そのタイトルを読んで思わず笑ってしまったり、「うーん」と腕組みして作者の意図することを考えてみたり、そういうリリースはなかなか少ない気がします。こちらの想像力を何ら喚起しないというか、イメージが増幅されないタイトルが多いというか。タイトルはトラックと同じく、一種のコミュニケーション・ツール/媒介としてこちらに届くわけで、どうせつけるのであれば、なんかちょっとヒネって欲しいところではあります。誰が読んでもよくわかるストレート、直球のメッセージ性全開のタイトルはさておき、たまに「これはヒネってこれなのか、素でボケてこれなのか」理解に苦しむタイトルもありますが。第一、この"DIVIDED STATES OF AMERICA"というタイトルにしても、"DIVIIDED"と"UNITED"の脚韻を踏んでいる=音が同じなのに意味が反対だから面白いのであって、HIP HOPの例を引くまでもなく、このような言葉が持つ音は音楽性に通ずるところがあることは明白です。気になるタイトルが少ないというのは、意外とこういうところが軽視されているのか、それともそこまで考えが及んでいないのか、どっちなんでしょうね?チープなお笑いネタに走って幼稚くさい、ただの「アタマ悪い人」「内輪ウケ」ネーミングになってしまう人も少なからずいたり。でもその方がマスにはウケが良かったりするので、ビジネスとしては難しいところです。相手に面白いものを要求するには自分が面白くなければ笑えない、つまり同等にならねば同等以上のレヴェルを要求できないことは自明の理ですから、まずは自ら高度なお笑いセンスを磨くことが音楽の細道を極めていくトレーニングのひとつかもしれません。

心に、記憶に残るタイトルはどんなものがありますか?また店頭にて教えてください。


[ 2006-10-23 (Mon) ]  
   Category:from S+FOR+SWEEP
決してシネフィルとは言えない程度の自分にも、好きな映画監督は何人かいて、今日はそのうちの一人、ダニエル・ユイレが亡くなったことを知った。ストローブ=ユイレ、の片方、なのであるからして、今後、ストローブ=ユイレの新作は生まれないことになる。ゴダールはアンヌ=マリー・ミエヴィルが仮にいなくなっても映画を撮り続けるだろうが、ストローブ=ユイレの映画界での不在をどう受け止めるのだろう。自分の「好き」と口にするのもおこがましいような存在の人達が少しずつ消えていくことは単純に恐怖に近い感覚がある。あの人もこの人も死ぬ日は必ずやってくる。自分の死には恐怖が無いのに、他人の死が恐ろしいという、ちょっとした矛盾。

重い気持ちが重なる日にはいいこともあって、常連のお客さまよりうれしい差し入れをいただく。

miel.jpg

バイト先のドーナツということで、ありがたくいただきました。「全品コラーゲン配合、油で揚げない焼ドーナツ」だそうです。ヨドバシカメラの7Fと阪急三番街のB1にあるmielというお店だそうですので、ヲタクのみなさんはヨドバシの紙袋を持って7FへGO!

フラつく頭をひきずり気分転換に散歩に出掛ける。
出掛けた先に貼ってあったポスター。

komanaka6.jpg

そのイラストとデザイン、文字のレイアウトが面白くて、つい撮影。
時代は過激派淑女〜と、懐メロを口ずさみながら秋の日の散歩終了。
蛇口から幻が漏れてる。
[ 2006-10-20 (Fri) ]  
   Category:from S+FOR+SWEEP
どうも風邪をひいてしまったようである。咽喉も痛くて声は嗄れて声変り、咳も出だして頭がグルングルンガンガンしていた昨日、気を紛らわそうと新しい本を買うことに。前から読もうと思っていてまだ買っていなかったHenri Focillonという人の『かたちの生命』の「ショッピング・カートに入れる」をポチっと押したところで、ふと、人生の意味の選択について考えてしまった。自分が選択すべき人生の意味は?唐突にも思えるこの普遍的かつ哲学的思索を解決するために、コンサルタントに連絡をしてみた。正確には『時間が無いコンサルタント』へのメールである。

「自分が選択すべき人生の意味はどれなんでしょ?判断するにも時間が無いんです」

「選択しなくていいよ、NO TIME TO LOSE!」

選択しない、という選択肢は考えていなかった。選択しなくてもいいのか。
禅的思想にも通底する『選択しないという選択』を選べる幸運に素直に喜び、電話を切る。

翌日。

現在保護観察処分の身の上なので、月一度の出頭日がある。本日はその出頭通院日。
微熱が確実にありそうな頭痛と身体の熱っぽさにクラクラしつつ、酔っ払いと変わらないノリで通院のために商店街を貫通。

仏壇屋にハロウィンのかぼちゃが置いてある。ハロウィンってなに?

komanaka1.jpg

この商店街はセレッソのホームからも近いので、セレッソ・ショップまである。J2に落ちても大久保さんに西澤さん、頑張ってね。でも名波はちょっと観ておきたいかも。

komanaka2.jpg


お気に入りの八百屋さんで大好物の葉つき人参を買う。スーパーの大きな袋に一杯の量がある大盛り150円也。

komanaka3.jpg

この八百屋さんの斜め前にはアンナ・モリナーリ、ブルガールの服を売るお店。葉つき人参1000盛り分のプライスの服が並ぶ。『大根1本150円』『ワンピース1枚150,000円』が同列の街。ある意味、美しい国の縮図。

komanaka5.jpg

出頭して、トップ・アスリートとしての入念なメディカル・チェックを受ける。相変わらず血圧が低い。風邪の症状を細かく訴え、「今日中に治してくれ」と企業ヤクザマナーで丁寧に脅す。
「んじゃねー、注射、1本打っておく?」と言われ、承諾して用意された注射がコレ。

komanaka4.jpg

直径2センチは下らない注射器を目前にし、素でかなりビビる。思わず、「こ、これ、撮っていい?」
打たれたら自分の血液と混ざって、注射液がカシス・オレンジのような色になっており、思わずじーっと見つめる。看護士からは「先生にタメ口をきく上に写真撮影する奇妙な人間」の烙印を捺されただろうが気にしない。医療器具はデザイン的にかなりそそられるものがあるが、自分が被験者となるのはなんともいただけない。ここの病院で出してもらう咳止めがかなりの逸品で、酷い咳も怖いぐらいに止まるシロップがある。被験者2名はあまりの効果に「ヤバい抗生新薬でも入ってるんじゃないか」「覚醒剤とか入ってないよね」と秘かに疑いつつ今日も飲む。飲んで2時間、咳は止まっている。薬を入れる場所は気をつけなければ、えっ?

で、昨日の深夜、防空頭巾をかぶり、息を潜めて人生の意味を待つ頭上にナパーム弾炸裂奇襲攻撃。スクランブル発進せねばならない人生の意味を考える今日。
自分がなすべきことは何か。
まずはバファリンでも飲むことにする。退屈しない人生を選んだのは自分。咳をするとこめかみと肺が痛い。
[ 2006-10-18 (Wed) ]  
   Category:from S+FOR+SWEEP
赤西くんを見て「自分もKAT-TUNを脱退、今すぐ芸能活動を休止したい」と思ったみなさん、こんにちは。わたしもKAT-TUNを脱退したいのはやまやまなのですが、事務所から脱退の許可がおりませんでした。みなさんの事務所はどうですか?ちなみにジャニーズ事務所内の「格付け」は「成人式の時の”介添人”をしたかどうか」で、社内の地位安定度、会社の扱いが違ってきます。来年の成人式の時、「今年成人式を迎えました」というタレントの横にいる先輩タレント=介添人に注目してみてください。これができるようになれば、事務所内の地位安泰です。世の中でいくら人気があるように言われても、木村拓哉は事務所にこの介添人をさせてもらってはおりませんし、今後、させてもらえることもないでしょう。しかしTOKIOのメンバーは次々介添人を経験しているのです。KAT-TUNになる前の下積みも相当長かった赤西くん、かわいそうね。

さて、こちらはどんなにがんばっても脱退させてくれなかったので、体調不調の兆しである咽喉痛が発生→発熱カウントダウン状態を鎮痛剤で誤魔化し、クラブへのろのろ出掛けてまいりました。こういう状態の時に受動喫煙すると面白いくらいに一発で気管支炎コースなため、巷で流行りのガス・マスクでもして行きたかったのですが、あいにく手持ちが無く、やむを得ずBEHIND THE MASKの裸顔で行くことに。

深夜、ふらふらと辿り着いたのは今月オープンしたばかりの大阪・アメリカ村に出来たCLAPPERというNEW VENUEです。写真をクリックすると大きくなるよ!

1014_2.jpg

真新しいのでピカピカです。

1014_1.jpg

エントランスでは大阪のクラバーには既におなじみのフクちゃん&ドンちゃんコンビがお出迎え。こんばんわー!来月にはDJ WADAさんも登場、これからのラインナップにも注目です。

1014_3.jpg

中に入ってみると、プレイしていたのは今回のパーティー『大往生』主宰のIDOさんでした。最近自らのパーティーを『kill THE 大往生』と冠するなど、マゾまっしぐらサドスキー体質のようです。おかげで写真を撮っても既に亡霊のようにしか写りませんでした。毎日が過去の自分の喪の作業。日々の自己破壊からしか明日はない。キャシャーンがやらねば誰がやる。

1014_4.jpg

トップのDJとしてのお役目、我慢に我慢を重ねた自重セットの後、満を持してKIHIRA NAOKIにバトン・タッチ。交替一曲目がDEPECHE MODEのPERSONAL JEJUSとくれば、右手に持つグレープフルーツ・ジュースさえ咽喉に染みる咽喉痛を忘れて合唱、でもあれ?歌ってるのわたしだけ?もとい独唱。つかみの一曲につかまれたので、どさくさに紛れてブース内に侵入、写真撮影するもやっぱりちゃんと写りませんね。これもひとえにKIHIRA兄さんが”ビールのジンジャエール割り”なんかご所望するせいです。そんなものが旨いといわれても1、2、3、シンジラレナ〜イ!

1014_5.jpg

フロアの中ではお客さんもダンシング、フロアの外ではインド戦の鈴木啓太についてのトーキングで俄然場内外も盛り上がってきたところに噂のMOTOR登場!「イケメンです」「結構タイプだと思います」とガットゥーゾ好きなわたくしにスタッフ一同からの事前予告リコメンドもいただきましたが・・・

「どこのどれがガットゥーゾやねんっ!」

gattuso_1_show.jpg

最近はザンブロッタまでなら譲歩もやぶさかではない。わかったらザンブロッタも早く髪伸ばせ。坊主より前の方がよかったんだから。
FILE(参考資料)

zambrotta.jpg

あ、MOTORの話でしたね、失礼。こんなカンジの脱線トリオでした。

1014_17.jpg1014_19.jpg1014_16.jpg

最近、NITZER EBBとのツアーに帯同しているらしく、随分ライヴ慣れしているカンジ、観せ方もわきまえています。パワフルなインダストリアル・エレクトロで3人がマイク、スティック、キーボードに一名は何故かケーブルとプラグという、くるくる立ち位置を変えて全員でFW、MF、リベロ状態、のオシム・チルドレン・バンド。

これが基本形なんですけど、
(ステージ後方にはクラブでは見かけないSUB POPのTシャツを着たご満悦のIDOさん)

1014_15.jpg

時々こうなる。

1014_18.jpg


こういうのと、あとラップトップですか。

1014_12.jpg1014_14.jpg


ステージの上も下もみんな大暴れで楽しいライヴでした。

1014_10.jpg


メンバーの一人に機材のことについてちょっと訊いてみると、「お前はレコード屋で曲も作っているのか?」と訊いてくるので、「いや、ただのカリスマ・スーパー・モデルなんだけど」とカミング・アウトしてからインタヴュー続行。懸念の質問、「あのさぁ、あのSWEATBOXって曲、MEAT BEAT MANIFESTOからのインスパイアなの?」「ううん、その人達、知らない」
あ、そ。訊いたメンバーが悪かった。この人はMOTORの曲作りには関わっておらず、GIGOLOのXLOVERをメインに活動するサポート・メンバーだったらしいです。音に懐かしさを感じているのは数人だけですかそうですか。プラグ引っこ抜いて接触ノイズ出して楽しんでる様子をライヴで観て、あぁ、こういう風景、一昔前によく観たなぁ、と思ったのも一部の人間だけですねすみません。一世代下なのか、同じくUKの英国殺人少年隊とはそのバック・ボーンが異なるようですね。

楽しいライヴの後のDJはCHOCOLAさんだったのですが、フロアには死体のように人間がごろごろ転がってカタコンベになっていたので、そそくさとフロアを後にし、事故現場撮影は控えました。わたしも明日には声が出なくなって発熱してそう気がします。弊店はカタコンベにならないように気をつけたいと思ったクラビングでした。

で、ガットゥーゾはどこにいたの?責任者、今すぐ菓子折り持って出て来いっ!!


[ 2006-10-15 (Sun) ]  
   Category:from S+FOR+SWEEP
雨の日のとんでも疲れる鬱仕事から帰ってきてから出勤、PCを開けてみたら・・・。

あのー、検索ワード『流出写真』の検索結果から飛んできた大量の一見さんこんばんは、そして弊店サイトやお気に入り、RSSご登録を頂戴してやってきてくださった少数民族リゾームでミルプラトーないつものみなさんこんばんは。昨日から今日にかけていつもの5倍のアクセス数ってなんだこりゃ、ですよ。ナウでヤングでトンガったテクノを聴いている弊店のお客さん(はぁと)のような新人類は今になって『流出写真』でググってないってーの。一見さんはサイパッチや二階堂でよろしく。あ、たまたま「クラブ・ミュージック、聴いてます」の人がいらっしゃったら、弊店サイトにも遊びにきてね(PSY・S)とか書いたら第三文明からの訪問が来たりして。来るなら第三じゃなくてムー文明からでよろしく(ムー読者より)。

インターネットでの悪意の第三者によるセカンド・レイプが果てしなく続いていくのかと思うと、女ってナニ?って思っちゃうわよねぇ。だってこれ、男の写真だったらそんなに騒ぎになってないと思うのぉ、と、善意の紹介制度で成り立ってるらしいMIXIの中で、胸チラしてる写真がキュートな悪意の第三者なネ・カ・マのアタシがボーヴォワール読破済みの知識を使ってフェミニズムな今日の日記を書いておくね(はぁと)。

で、サッカーに興味がない人にも大人気のイビちゃんことオシムがインド人記者とインド人もビックリの英語で質疑応答。ゴダールがちょっとだけ英語を使うようなサーヴィス。サッカーニュースを日頃チェックしないのにオシム本は読んだそこのあなたやあなたのために要点だけメモ、のアフター・サーヴィス(カラー盤)。

*あなたのストラテジー(戦略)は何か?
・・・ フットボールは美しいゲームだ。だからストラテジーというよりタクティクス(戦術)とすべきだろう。ストラテジーとは戦争用語であり、フットボールにはふさわしくない。

*明日のフォーメーションは?
・・・ どういう意味か?

*4−4−2とか
・・・ あなたはわれわれが数字を固定化すべきと考えるのか? 最初から最後まで、4−4−2とか3−5−2とか?

*コンビネーションの問題もあるだろう?
・・・ われわれはゲームの中でフォーメーションを変化させる。3回、4回も。4−4−2だって? 3−5−2にも3−4−3にも3−6−1にも4−5−1にもなる。われわれの選手たちは、プレーしながら変化することを知っている。私が思うに、選手は自身の考えるようなフォーメーションを形作るだろう。重要なのはシステムではない、選手なのだ。われわれはシステムを固定することはない。しかしわれわれは変化する。私はあなたと違うことを考えている。ご満足いただけないようだが(会場、苦笑)。インド人記者、ここで退場。

日本人記者との質疑応答開始。イビちゃんが求める必要に応じて、多くのポジションができる臨機応変プレイヤー「ポリバレント」について語っていた時、一瞬、会場が停電。会場がどよめく。

・・・ さっきの(インドの)記者が、怒って電気を消したのかもしれない(笑)。
皆さんも笑っていらしたが、皆さんだって最初は4−4−2だとか3−5−2だとか、システムにこだわっていたではないか。いつもシステムを大事に考えている記者さんがいらっしゃる。私の祖国では残念ながらシステムというものはない。政治システムが崩壊しているから(笑)。でも、ファシストのシステムがあるよりかはいいだろう。それもシステムだから。システムがあった方がいい場合、ない方がいい場合、両方あるのだ。

既存の巨大システムに苦しめられるみなさん、お疲れさま。
まず政治システムが崩壊しないと既存のシステム崩壊は無いってことかぁ。亜無亜危異。

たまにはタマラでナゴムことにするナゴムギャルのアタシ(ネカマ19歳)。
この絵からballetはインスパイア。友田姉妹は今、いずこ?give me a cue!
・・・ごめん、今日は疲れてるの(最後までネカマ)。

Tamara_de_Lempicka.jpg

[ 2006-10-11 (Wed) ]  
   Category:from S+FOR+SWEEP
昨日ちょっくらインターネットの騒動を書いてみたのですが、「なにそれ?」みたいなことを言われまして、いちいち説明するのも面倒く、いえ、親切丁寧に、かつ簡潔にここでまとめてお伝えすることにしたのですが(知ってる人はSKIP推奨)、P2Pで不法ダウンロードを楽しんでいた某大手メーカーの男性のPCがウイルス感染、デスクトップ情報全部が流出、そこには企業情報やメール、プライヴェートの写真等々が見事に放流されたまではまぁ、今時よくある話といえばそうなのですが、その流出写真の中に彼女の全裸写真があり、流出メールに書かれていた名前からなんと本名登録していたMIXIにて両人本人特定され個人情報ダダ漏れ、MIXI内でのコミュニティーには拡散するわ、酷いことに夕刊紙やネット情報サイト等が取り上げて一般的にも話と写真が拡がり、収拾のつかない状態になっている、というお話です。

いろいろ負の連鎖が重なった非常に不幸なケースなんですけど、MIXIというSNSはたとえ自分が匿名で参加してようとも、友達の友達の友達ぐらいに個人情報晒しまくりの人がいれば、匿名の人でもおおよそのプロファイルが可能な場合もあり、「だからこそ身元がわかって安心」というシステムなのかもしれませんが、大前提として「紹介制なので安心です」という、一体どう安心なのかよくわからない幻想システムの元での話なので、はなから論理は破綻したシステムなんじゃないの?と、常々距離をおいて観察していたわけですが。なんでも”使いよう”なので、楽しく使う分にはよいのですけど、性善説を唱えるには、今のネットワーク世界はあまりにRISKY(song by IGGY POP)なのではないかと思うのであります。うーん、ネズミ講で儲けるにはネズミになった時点で『負け』、ネズミ講必勝法は『自分が親になるしかない』という話に似ているような似てないような。

ともかくこういうブログでもHPでもいろいろ書くと「●●って言ってましたよね、○○ですよね」と言われることも往々にしてあるのですが、誰が全部本当のことを書いていると言った?なんですよね。信じるものがすくわれるのは足元、なのであーる。SNSをはじめとしたそういうものに自分が”使われるのか”、はたまたそれを”使うのか”、という意識は強く持つのが最大の自己防衛かな、と改めて感じた次第です。もちろんウィルス感染などしないように危機管理するのは当たり前。

以下、このMIXI個人情報ダダ漏れ状態が引き起こした事件を知り、不謹慎にも思い出して笑った話。とある某海外有名DJの新しいガール・フレンドが、以前、あのケイト・モスのex-ボーイ・フレンドとつきあっていたことが判明し、今、そのDJはかなり落ち込んでいるそうです。彼女の元カレの元カノの元カレの元カノを知ってますか?状態。感染は感染でも、やってしまえばPCのウィルス感染なんか目じゃない感染、ってこの話、本当だと思う?嘘だと思う?

まぁ、なんでも自己責任ですね、って、他己責任なんて言葉は無いのに、”自己”と強調される責任の不思議。自分の責任は自分が一生背負い投げ、他人介入の余地無し!意義無し!文句無し!
[ 2006-10-10 (Tue) ]  
   Category:from S+FOR+SWEEP
いやーしかしSNSとP2Pで、というか、MIXIとSHAREのコラボでとんでもないことになるという恐ろしい事件が発覚しましたね。わたくしはMIXI株も買っておらず、MIXIにも参加していないので、直接的被害は全く無いのですが、人生、道具に振り回されて自ら終了したくないものです。で、みなさんのMIXIのアカウント、いろんな意味で大丈夫ですか?

村ソーシャル・出会い系ネットネズミ講を使っていないわたくしもこの事件に震撼していたところ、コードネーム・麻宮サキ(職業:スケバン刑事、関係:マイミク)から帝都浅草での臨死体験寸前、事故現場の実況中継でさらに震撼。この連休、日本各地は大荒れの天気でしたから、他にも惨事に遭った方もいらっしゃるかもしれませんね。幸いにしてここ大阪は風が相当強かったくらいですみました。そのため、いつもの通勤路には強風に煽られて植木鉢がごろんごろんと倒れている惨事発生。もぉう〜あぶないなぁ〜どっこいしょ、と、倒れていた植木鉢をもっと遠くに蹴飛ばして出勤。今日もわたしの左足インサイドはキレキレです。

ごきげんに出勤後、海のむこうより受電の全文ひらがな暗号を解読処理が今日の仕事。

「にほんにかいりました」

そんじょそこらのガイジンに傍受されても解読させないよう、社外秘、業界ネタのトップ・シークレットは海外とも日本語を交えてメールをやりとりする念の入れようなので、弊社のセキュリティー管理は万全です。この暗号も普通に目にすれば、きっと「日本語に興味を持った英国人DJが日本語教室に通ってちょっとばかり練習で書いてみたが、間違いに気付かず送っちゃったメール」調に見せかけているものの、これを解析ソフトに通すと「DVD受領済、解説頼む」という意味になるのですがぁ、うーんミッション・インポシブル。通称”フグスマ語”と呼ばれている業界用語でDVDに収録された社外秘を、文化的、思想的、その他の知識を加えて、英国人に対理解できるよう、簡略化して英語に訳さねばならない業務上ミッションを暗号裏に仰せつかったというワケで、すんかしこれはたまげだ仕事、こんな仕事があたすのところにまわってくるなんて初耳もいいどごだ。つなみにあたすはフグスマ語を話せる人間ではねぇんだす。

そんなこんなで気付けば連休最終日、わざわざ安倍ちゃん訪韓、訪朝時にやってくれましたね北朝鮮の核実験。北朝鮮にこれをやらせちゃった外交って一体何よ。外交ってコレ、戦争なのよね、武器を使わないだけで。この季節、ブタクサの花粉よりタチが悪すぎる死の灰の飛来。CNN.comは妙に重く、ASAHI.comはいつものように軽くつながるBREAKING NEWS。

マイ・ハウス 水と食糧 備蓄済み (秋の一句)。

100906.jpg

[ 2006-10-09 (Mon) ]  
   Category:from S+FOR+SWEEP
往々にして何も仕事らしい仕事をしていないように思われがちな悲しい職業、ブログだって面白可笑しく書いているように言われるのですが、非常に真面目に真剣に書いているのです。オシムだって、「彼ら(日本代表選手ね)はもっと毎日サッカーのことを考える時間を増やすべきだ、サッカーは彼らにとって人生ではないのか」その通りっ!ブログだって妖怪人間ベムの主題歌の話を書きながら、その実、あの曲のスゥイング感とかホーン・セクションのキレの良さを今後のエレクトリック・ミュージックへと昇華させるためにとらのあなやらコトブキヤになるべく早めに行かねばならないというような建設的及び発展的思考で今後の電子音楽的革新と展開、つまり安倍ちゃんなら一言でイノベーションと言って胸を張るようなオープンでビューティフォー・キャントリーな空想をしながら、社用で大阪法務局へ出掛ける。ほら、ちゃんと仕事してるんですよ。法務局に出掛ける用事は概して面白くないので、近くにスタバがあったのを思い出し、ちょっとキャラメル・フラペチーノ大盛りでも駆けつけ一杯、サクっといっとく?と思ったところ、「シオニストに払う金は無いっ!」とどこかから声が。げ、幻聴?えー、えーっと、ゴメンナサイ。ほんの出来心だったんですちょっと魔が差して悪気は無かったんです反省してますもうしません。幻聴のせいでスタバ行きを諦める。

幻聴が聞こえるようになればそろそろディズニー・ランドにでも行かねばならないようだ。幻聴を止めたいときは、さらなる強度の幻聴を聞けばよい。おすすめなのはなんといっても魅惑のチキ・ルーム。東京だけでなく世界のディズニー・フリークから星二つ!といわれる人気のないアトラクション。南国、ポリネシアンのシチュエーションにディズニーの脅威の先進ロボット工学・オーディオアニマトロニクスを駆使したポケモン・アタック並みの極彩色責め鳥類満艦飾をはじめ、ドラムや壁のトーテム・ポール、口のついた花々がいきなり瞳孔をおっ広げて360度、勝手に口々にきゃっきゃきゃっきゃと歌い喋りまくるという異常事態発生の狂気の館。メインの鳥は4羽ともそれぞれ国籍が違い、南国なのにジャーマンのフランツ、フレンチのピエール、スパニッシュのホセにヤンキーのジョニーという名の鳥がいるという発想、60年代に作られたこのアトラクション、当時のアメリカ人って動き歪む空間に強烈な色彩の部屋作り、ってナニ喰って仕事やってんだ?な設定のトビ具合はAUDIONのGURU GURU具合なんて冗談じゃない狂いぶり。さすがに当初の設定はヤバいと思われたのか、今は鳥の名前も替わっているらしいが。しかしこんなものを子供に見せていいのかチバシティ眠れない、じゃなくてここは浦安市だ。わたしは布袋寅泰のサイバーシティは眠らないは許さない。いい加減R指定しろよなぁ、そりゃシラフの人には人気ねぇべ、と思っていたら法務局に着いていた。表には公安なんちゃら、って名前も書いてあるけど、わたしはシラフでコレなんです。薬は鉄分錠剤と胃薬に漢方薬、ビタミンBとCと鎮痛剤しか常に持ち歩いていませんったら!あー、かばんの中のそ、それは酢昆布なんですっ!紙状ですけどリゼルグ酸じゃなくてグルタミン酸ですっ!健康にいいんですからっ!

ふらふらと門をくぐると、法務局の前の「集団抗議を固く禁ず」との看板が目に入る。ふと立ち止まり、うーん、それなら「集団ではない抗議」なら禁じられていないのか、と考える。個人が共謀などせず、偶然にも似たようなタイミングで100人が口々にいろいろな形での抗議をする「抗議のチキ・ルーム」をここでやれば問題ないのだろうか。そうか、法務局は抗議をするなら徒党を組むな、個として闘え、というプロパガンダ立て看板をここに出しているのか、と、深く感心する。さすが法務局、かっけぇーっ!もらった封筒に「育てよう、一人ひとりの人権意識」と書いているだけのことはあるぜ。ひとり抗議のチキ・ルーム開設準備室参上!しかし、本音は育てたくないんじゃないの法務局?と一人ボケツッコミの素振りをやりながらイミグレーションのフロアに進む。頼もーぉ!入国させてくださーいっ!!

えー、ここじゃないのぉ〜?空港じゃないって言われても。イミグレーションだっていうからここからフロリダのディズニー・ランドに行ってマイアミ・ベースでも聴きながらBOOTYでHOTなおねーちゃんと遊べると思ったのにぃ。法務局にもイミグレーションって書いてあるから、ここから入出国できるんじゃないのぉ?できないのならここにはもう社用は無いので、さっさと帰ることにする。今日の仕事、おしまい。あー今日もよく働いた。

サディスティック・チキ・ランドの鳥。アップでよーくよく見ると目がすんごく怖いんですけど。早く現物を確かめに行かねば。
「帝国主義の権化に払う金は無いっ!」あーん、また幻聴が聞こえる〜っ!!

tikiroom.jpg

[ 2006-10-03 (Tue) ]  
   Category:from S+FOR+SWEEP
この頃、おしゃれに目覚めてきたので、ちょっと新しい服でも買ってみようと思い、おしゃれ上級者アイテムを秋のマスト・バイなモテるサラリーマン通勤一週間コーデにぴったりのシャツでドレス・ダウンしてみたいと思い、「買い物カゴに入れる」を押そうかどうか迷っているのがこのシャツ。

GA_t.jpg

しかし、これにどういうボトムを合わせるかがやはり上級者への壁のようです。同素材で同色パンツを作ってくれればよかったのに、シャツだけしかありません。単品で着ると非常にマヌケになること必至、ただの『ガチャピンもどき』にしかなれません。もどきではダメなんです。「早くガチャピンになりたい!」暗いさだめをふきとばせ〜しかし妖怪人間ベムの歌はストーリーの哀切に負けないくらい非常にポエティックで、一番の歌い出しが「闇にかくれて生きる」、二番が「月に涙を流す」、そして三番が「星に願いをかける」なんですよね、って、今、モニターの前でつい口ずさんでしまっている人とは仲良くなれそうです。先日、久々に会った友人との話が開口一番、「ガンダムDVD、予約した?」「それよりいい特撮モノ、手に入ったんですよ」早く人間になりたい。

そういえば先日、SURGEONと一緒になんと大阪に遊びに来ていたBEN SIMSから「日本でおすすめのブランド、無い?」と聞かれました。その日のBENは志村けんがよく着ている猿のマークのパーカーに脱税・所得隠しで炎上していたメーカーのジーンズを着こなすドメ・ブラ、いや、イギリス人からすれば高級インポート・ブランドでガチガチに固めた着こなし、そんなおしゃれの達人に勧められるブランドなんておしゃれ初心者の自分にはわからず、これじゃただのパワハラかセクハラ、いじめです。どこを勧めればよかったのでしょうか。今になって日本が世界に誇る最強ドメ・ブラ”まんだらけ”を紹介しておけばよかったかな、と後悔しています。
[ 2006-10-02 (Mon) ]  
   Category:from S+FOR+SWEEP